亜大が日大に先勝した。
先発したドラフト候補の最速153キロ右腕、草加勝投手(4年=創志学園)は初回に先制を許し、3回にもソロ本塁打を浴びたが、その後は「いつも以上に腕が上がってボールがシュートしたりコントロールがつかなかった。4回以降は重心を下げた」と修正した。8回5安打2失点。リーグ通算10勝目を挙げ「自分の勝ちよりチームの勝ちがうれしい」と話した。
打線もこの日3本塁打でエースを後押しした。同点の6回2死二塁で主将の松浦隆己内野手(4年=神戸国際大付)は「自分の得意球の真っすぐだけ狙った」と勝ち越しの2ラン本塁打を放った。今季2本目。春以降ウエートトレーニングに重点を置き、パワーアップしたことが結果につながった。
今秋から指揮を執る鈴木一央監督(48)は、就任後まだ勝ち点を獲得していない。「明日勝たないと意味が無いので、良かった分は残してもらって、もう1回リセットしてもう1試合明日全力で勝てるように」と語った。