前夜のサヨナラ負けで逆転CSの可能性が完全消滅した西武が、またしてもロッテに競り負けた。

この日は中村剛也内野手(40)や栗山巧外野手(40)ら主力7人の出場選手登録を抹消し、長谷川信哉外野手(21)や山村崇嘉内野手(21)ら若手を中心に5人を新たに出場選手登録して臨んだ。

打線はロッテ先発メルセデスに対して、1点をリードされた5回、1死一、三塁から「4番一塁」でスタメン出場の渡部健人内野手(24)の犠飛で同点に追いつく。6回には2番手横山に対し、長谷川の安打と盗塁で1死二塁の好機をつくり、8番古賀悠斗捕手(24)が外角直球を右前にはじき返す勝ち越し適時打でリードを奪った。

しかし先発の隅田知一郎投手(24)がリードを守り切れなかった。1点リードの7回、2死から8番茶谷と9番和田の連打と四球で2死満塁のピンチを作る。ここで代打岡への初球、外角低め146キロ直球を左前にはじき返され、逆転の2点適時打を許した。

反撃したい打線は8回は2死三塁から長谷川が空振り三振、9回も先頭の古賀が左前打で出塁するも併殺打などで得点できず。昨夜は同点の8回と9回に1死満塁の絶好機を逃しており、2戦続けて終盤の好機を生かし切れなかった。

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