中日のジャリエル・ロドリゲス投手(26)が6日、NPBから自由契約を公示された。

同投手は3月のWBCにキューバ代表として出場。中日とは今季からの複数年契約を結んでいたが、大会終了後に再来日しなかった。ドミニカ共和国に潜伏して、亡命の準備をする報道も出ていた。

中日加藤宏幸球団代表はこの日、ナゴヤ球場で報道陣に対応。「ロドリゲスが中日に戻ってくる可能性がほぼゼロに近い。これ以上、期待して待っていても難しいと判断して契約を解除した」と説明した。

再来日しないロドリゲスを開幕から支配下登録選手にしていたが、ドラフトや新外国人獲得など「今後のチームの強化策のために」(同代表)支配下枠を1つ開放した格好になった。

現在、中日には守護神ライデル・マルティネス投手(26)、育成契約のフランク・アルバレス投手(24)、ギジェルモ・ガルシア外野手(23)がキューバ政府から派遣されて所属中。9月末には同じキューバ人で育成契約のペドロ・レビーラ内野手(24)がナゴヤ球場での居残り練習を欠席し、そのまま失踪。こちらも亡命報道が出ていた。

球団にはキューバ代表チームの伝説的主砲で中日OBでもあるオマール・リナレス巡回コーチ兼キューバ担当(55)が常駐している。加藤代表は「今回のケースでキューバとの人事交流がなくなるとかは考えていない」と説明。キューバ政府、同野球連盟との良好な関係は継続させることを強調した。

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