日本野球機構(NPB)は12日、侍ジャパンのコーチ陣を発表した。3日に元中日、巨人内野手で、U12日本代表監督も務める井端弘和氏(48)の監督就任が正式に決定していた。

ヘッドコーチはロッテ金子誠戦略コーチ(47)が務める。金子氏は井端監督と同学年で、ともにコーチとして東京五輪金メダル獲得を支えた。

投手コーチは井端監督の下、U12代表コーチを務めた元中日の吉見一起氏(39)、バッテリーコーチは、3月のWBC世界一を支えた巨人村田善則ブルペンコーチ(49)が就任する。

内野守備・走塁コーチはオリックス梵英心内野守備・走塁コーチ(43)、外野守備・走塁コーチは巨人亀井善行打撃コーチ(41)が務める。

侍ジャパンは11月上旬に宮崎市清武総合運動公園で強化合宿を行う。新首脳陣での初陣は11月16~19日に東京ドームで開催される「第2回アジアプロ野球チャンピオンシップ」となる。

各コーチのコメントは以下の通り

金子ヘッドコーチ「2017年の第1回大会で一緒に戦った選手達がそれぞれのチームで柱になっているように、この大会は次の侍ジャパンの主軸を発掘する大事な大会です。そのスタートを井端監督と協力して、優勝を目指したいと思います」

吉見コーチ「NPBでのコーチ経験はありませんが、U12代表の投手コーチでの経験を生かし、選手にしっかり寄り添って全力で戦い抜きたいと思います」

村田コーチ「前回大会に出場した選手は各チームの主軸として活躍しています。侍ジャパンの主軸となる選手をこの大会で選考し、未来の野球につないでいけるような大会にしたいと思います」

梵コーチ「侍ジャパンのコーチに呼んでいただき光栄です。プロ入り後、日の丸をつけるのは初めてとなりますが、井端監督をはじめ、選手のサポートをしっかりできるように精いっぱい努めさせていただきます」

亀井コーチ「今回、侍ジャパンのコーチとして、チームに呼んでいただき光栄です。今後の侍ジャパンにつながる大会になるように、しっかり選手をサポートしていきたいです」