阪神が、CSファイナルステージ前最後の実戦を勝利で飾った。5回に佐藤輝明内野手(24)がソロアーチ。6回に坂本誠志郎捕手(29)の2点適時二塁打で勝ち越した。
ベストメンバーで臨んだ2試合でレギュラー野手8人全員が安打を放ち準備は整った。試合後の岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。
-前日14日の試合後に、この2試合で1本でも出たら気分良く大阪へ帰れると言っていたが
「みんなあれやな。3打席目ぐらいやな。やっと、ちょっと感じ。そんな感じがしたな。まあ、別にかまへんけど。打たんでも打っても。まあなあ、目慣らしでなあ。そういう感じできてるわけやから」
-試合に出る主力は、間が空いている中で、このぐらいの打席数で安打が出るというのは分かるのか
「いやいや、そんなん分からへんで。それは個人差あるけど。それは分からへんけど。まあなあ。全然知らん、分からんピッチャーとかなあ。でも、ストライクゾーンの目慣らしやん。だから別にヒットが出んからお前、外すということもないし、別にそら」
-日本ハム先発左腕の根本はいい練習になったか
「ええボール投げとったよな、おーん。結構投げとったんやな、(昨年)十何試合先発なあ。キレのええボール投げとったよな、なんかなあ」
-クリーンアップみんなが打った
「まあ別にまあ、関係ないやろ、別に(笑い)今日のがどうなあ、何かになあ、まあある程度慣れたと思うけどな、実戦から離れとったけど。この2試合でな、おーん」
-佐藤輝のホームランは風もあったが、いいポイントで打てているか
「そら分からんけどなあ、まあ1本出たのはな、気分的にも悪くはないわなあ」
-6回は打線がつながって逆転
「まああの辺、だからだから言うてるやん、3打席目ぐらいからやなて言うてるやん、だから。やっぱり四球が絡むと何かこう、点が入りそうな気がする、そういうやっぱりなあ、そういう形でなあ、ずっと点取ってきたわけやからな。なんか入りそうな感じになんかなるよな」
-佐藤輝は9月いい感じで終わったが、その後の練習を含めても、その状態はキープできている
「キープていうか、まあ、ゲームがなかったからなあ。まあ、それは分からへんで、そら、試合になって」
-中継ぎ争いが続く中、岡留がアピール
「いやいや、アピールとかじゃなしに、使うメンバーを選んでるだけやから。アピールて、そらもう岡留は言うてるやん。シーズンでもけっこう最後、自信つけたからな。こっち選ぶのは、だから(相手が)広島になるかDeNAになるかで右左がなあ、えらい違いやからなあ、結局は。おーん。それでもな、まあ、別に向こうに置いておいたら、いつでも替えるれるからな。悪かったら。悪いからって辛抱するような長いシーズンとちゃうからな、もうそれは」
-ケガ人もなく何より
「まあケガ人というか、何よりと言うても、18に始まってからじゃないと、そんなん、これでオッケーやということなんか分かれへんから。やっぱりな、ある程度準備だけしっかりしとくということやから。何にもやらんとぶっつけ本番よりも、やっぱり準備だけでもしっかりしとけばなあ、だいぶ違うと思うし」
(空港でCS相手が広島に決定し)
-最後見ていたか
「見てたけどなあ」
-すっきりとして明日を迎えられる。
「すっきりというか、別にどっちでもええけど、広島でやるんやったら広島が勝つと思ってたよ。横浜でやるんなら横浜が勝つと思ってたけど。ただそれだけよ」
-2試合で終わり、投手は読みやすくなる
「読みやすいて予告先発やろ。読まんでもええやん」
-中継ぎの編成も固められる
「そんなん最初から決まってるやんか、広島にはこう、横浜にはこうて、そんなんもん。初めてやるんちゃうんやから、1年間でやるんやから」
-広島新井監督は「監督に会えるように」と会見で話していたが。
「まあ、ええんちゃう、別に。オレは別に何もないやんか」
-レギュラーシーズン通りの結果に
「いや、そんなん普通にやるだけやんか。別に変わったことやる必要ないし。そんなんもう1年間やって、みんなもう分かってることやから。なあ。覚醒した末包打ったね(笑い)」
-末包は8月以降は広島の中でもキーマンになっていた
「まあ、長距離打てるのはなあ。おーん。まあ右(投手)の時に出てくるかどうかは分からんけどな」
(自ら)
「まあ、そんないまさら。どうでもいいよ(笑い)」