中日が25日、ドラフト会議でENEOS・度会隆輝外野手(21=横浜)を1位指名することを公表した。都内での編成会議終了後、立浪和義監督(54)が度会1位を発表。2年連続最下位に沈んだ攻撃力アップへ、ヤクルトでユーティリティー選手として活躍した博文さん(51)を父に持つ社会人NO・1野手に白羽の矢を立てた。現状1本釣りの様相だが、競合した場合は立浪監督がくじを引く。

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◆親子指名 中日が1位指名を公表したENEOS・度会は、父博文さんが中央学院大時代に内野手でヤクルトから3位指名を受けている。親子指名は18年オリックス1位の太田椋内野手(天理=父暁さんが88年近鉄6位)以来で、育成ドラフトを除くと過去16組ある。