山形中央・武田陸玖投手(3年)は、DeNAが3位指名し交渉権を獲得した。

武田は、投げては最速149キロ左腕。打っては広角に打ち分けられる巧打が魅力で、高校通算本塁打では「30」を超える、山形を代表する二刀流だ。

山形中央では1年春からベンチ入りし、1年秋からエースナンバーを背負うなど1年生の頃から投打で存在感を見せていた。2年夏、今夏の山形県大会でも不動のエースとしてチームを引っ張り2年連続準優勝。どちらも先発し最後まで投げ抜いたが、2年夏は鶴岡東に2-3、今夏は日大山形に4-6と惜敗し、甲子園出場を逃している。今夏には「自分に何が足りないかを学びました」と振り返っていた。

3年間で甲子園には届かなかったが、最後の夏が終わっても練習は続けた。U18W杯があったからだ。悔しさをバネに、U18W杯では投打で躍動。3試合で救援登板し、無失点。打撃では3割6分4厘をマーク。決勝の台湾戦では、逆転劇につながる犠打を決めるなど悲願の初優勝に貢献した。世界に飛び出した山形の二刀流は新たな舞台で活躍を期す。

山形県出身。174センチ、77キロ。左投げ左打ち。