さあ、ドラフト会議だ! 今日26日、「プロ野球ドラフト会議supported by リポビタンD」が都内で開催される。前日25日までに1位指名を公表した球団は広島、西武、中日、ソフトバンクの4球団のみで、競合によるくじ引きとなる可能性が高い。4年ぶりに有観客で迎えるドラフトで、どんなドラマが生まれるのか。

 

◆掘り出し物 ドラフト下位指名でも、活躍する選手はいる。今季パ・リーグで3年連続投手4冠の山本由伸は、16年オリックス4位だった。オリックスは下位指名選手が目立ち、山崎颯一郎は16年6位、小木田敦也は21年7位だ。東晃平や宇田川優希は育成ドラフト出身。主力野手の杉本裕太郎は15年10位、中川圭太は18年7位。セ優勝の阪神では今季19ホールドの石井大智が20年8位だった。92年まで存在したドラフト外入団選手では、石井琢朗と秋山幸二が通算2000安打を放っている。18年に2000安打を達成した福浦和也は93年ロッテ7位。福浦は同年の全64選手の中で最後に指名された。「世界の盗塁王」こと福本豊は68年阪急7位。20年首位打者の佐野恵太(DeNA)は16年9位で入団した。