西武はドラフト6位で皇学館大・村田怜音内野手(4年=相可)の交渉権を獲得した。

身長196センチ、体重110キロの豪快な体格を誇る。名前の読みは「れおん」で渡辺久信GM(58)も「レオじゃん」と笑う。

中村、山川、渡部と大柄な体格の右打ちスラッガーが多いチームながら、例えば渡部とはタイプが違うようだ。「体が違うからね。でかい。たっぱもでかいし、ラオウ(オリックス杉本)みたいな感じだよ」と報道陣に説明した。

支配下では7人中6人を指名した。得点力も課題ながら「今年はどこのチームも投手の方が評価が高かったと思う」とする。それだけに、唯一の支配下指名の野手として期待も高い。

即戦力かというと「分からないよね。でも野球選手は急に化ける時あるからね」と渡辺GMはニヤリ。「(松井)監督もいろいろなところをうまくすればと言っていた。楽しみな選手」と期待を寄せていた。【金子真仁】