グラウンドに「SHINJO」が2人? 日本ハムが1日、本拠地のエスコンフィールドで秋季キャンプをスタート。平日にもかかわらず約4500人が見学に訪れ、全体練習後には新庄剛志監督(51)が、さっそく持ち前のサービス精神を発揮した。
シュールな光景に、スタンドが笑いに包まれた。指揮官の両腕に抱かれたのは、頭からつま先まで新庄ファッションに包まれた、まさに“分身”。実はこれ、新庄監督がファンのために準備したプレゼント企画の景品で「僕がシーズン中に着ていた全てを差し上げます」と帽子に赤いリストバンド、上下ユニホームなど一式をマネキンに着せた“なりきりセット”だ。ゲームを勝ち抜いた女性ファンに「メルカリに売る?」と、やや心配しながら、着用していたサングラスとともに手渡した。5、12日にもプレゼント企画を予定しており「土日が楽しみ。2万人ぐらい入るイベントを考えたい」と集客プランに思いをはせた。
多くの視線が注がれるため、選手も緊張感を保ったままプレー出来る。「ものすごく大事なこと。見られて、うまくなる。ファンがいると、捕れないボールも捕れる」。自身は現役時代に外野の名手として鳴らしただけに、今季12球団ワーストの94失策には我慢ならない。守備練習でミスが出るとスタンドがざわつく様子に「僕の場合はエラーをしたら(めったに見られない光景に)拍手が起きた。そういう選手に、みんな、なって欲しい」とハッパを掛けた。【中島宙恵】



