阪神森下翔太外野手が2試合連続安打で先制点を奪った。初回先頭の近本が左前打で出塁。中野が犠打でつなぎ1死二塁のチャンスで打席が巡った。「先頭のチカさん(近本)から、いい流れでつないでくれたチャンスでしたし、ランナーを返すことだけを考えて打席に立ちました」。カウント1-1から、オリックス山崎福のフォークを捉え、左中間まで豪快に飛ばした。フェンス直撃の二塁打で1点を先制し、二塁上で両手を突き上げた。

前日10月31日の第3戦でマルチ安打&日本シリーズ初打点を記録。日本シリーズ初戦と第2戦は苦戦したが、即修正。勢いそのままで2試合連続でHランプをともした。森下は「左ピッチャーを課題にしていたのでしっかり芯でとらえることができてよかった。甲子園でもう1試合できるので明日勝って京セラに臨みたい」と力を込めた。

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