阪神が終盤の大逆転勝利を収め、38年ぶりの日本一に王手をかけた。岡田彰布監督(65)は試合後のお立ち台で「1年間やってきた後ろにつなぐ(野球)というかね。みんなで点取れたんでね。最後、本当よかったですね」と選手たちをたたえた。

お立ち台での一問一答は以下の通り。

 

-今の気持ちは

「いや、まあ今年最後のね、甲子園のゲームなんですけど。7回までね、ちょっとふがいなかったんですけど。最後の最後にね、この1年の集大成というか、1年間やってきた後ろにつなぐ(野球)というかね。みんなで点取れたんでね。最後、本当よかったですね」

 

-森下の逆転打

「いや、今日はね、全然ダメな方だったんですけど。最後の最後にね、もうみんなからね、もうセンターに打て、センターに打てとね、みんなから言われて。最後の打席でね、やっとこう3番らしい働きしましたね。はい」

 

-8回の攻撃が今年を象徴する形だったと。今のチームはどんなチームか

「いやいや、もうね、1年間みんながね、自分の役割というか、そういうのをきっちり守ってね。まあ、そういう結果がね、この最後まで来たと思うんで。まあ今日は甲子園最後なんでね、そういう形でね、皆さんにね、素晴らしいね打撃を見せられたのはね、本当によかったです。はい」

 

-オリックスとの日本シリーズ。甲子園3連戦を振り返って

「そうですね、やっぱりあの劣勢でね。初戦はね、最後、追いつけなかったですけど。まあなんとかピッチャーも踏ん張ってね、まあ目に見えないエラーっていうかね、出ましたけど、まあそこはもうね、この緊張感の中で仕方ないと思うんで。まあまあ、最後の最後までね、みんながこう昨日もそうですけどね、やっぱり諦めないでやった結果が、昨日今日とね、一番いい形で終われたんでね。本当よかったと思いますね」

 

-今日で日本一に王手。日本一に向けて一言

「いや、もうあと1つなんでね、まあ1日空くんですけど。明日はちょっとゆっくり休みたいですね。はい。明日もうね、休んで、また新たな気持ちでね。明後日、京セラドームでもう1年の集大成をね、ゲームにぶつけたいと思うんで、またよろしくお願いします」