阪神の38年ぶり日本一は、最終第7戦に持ち越された。オリックスに敗れ、3勝3敗のタイとなった。

阪神はオリックスのエース山本を攻略できなかった。第1戦では7点を奪ったが、この日は2回にシェルドン・ノイジー外野手(28)の今シリーズチーム初アーチとなるソロ本塁打で先制したものの、その後の2死満塁のチャンスを生かせず、追加点を奪えなかった。

先発村上頌樹投手(25)は、2回に逆転を許し、5回には紅林に2ランを浴びて5回4失点。「最後なんでね、準備だけはみんなしてくれとは言っている」と話していた岡田監督は、先発の西勇輝投手(32)を2番手で送るなど執念の采配を見せたが、西勇も8回に頓宮にソロ本塁打を浴びた。仕切り直し、最終戦で勝利を、頂点をつかみに行く。

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