38年ぶりの日本一に導いた阪神岡田彰布監督(65)が、現有戦力で球団史上初のセ・リーグ連覇を狙う。6日、大阪市内の阪神電鉄本社で杉山健博オーナー(64)に、シーズン終了の報告を行った。
岡田監督の一問一答は以下
(会見)
-ウイニングボールは
「あれからノイジーが持ってきました。今日帰ったみたいなんで、危なかったですね(笑い)」
-飾ったのか
「もう家帰ってすぐに、2023年11月5日って日付入れて、すぐサインして家に飾りました」
-投打のMVPは
「ピッチャーは当然、村上ですね。今までほとんど1軍登板ていうのはね、なかったような状態だったんですけど、一気にね、2ケタ勝つ、防御率のタイトルまで取れるていうね。もう当然、村上なしではね」
-野手は
「野手は1人は難しいんですけどね。近本、中野の1、2番と思いますね」
-2人が並ぶことで価値も増す
「右左、先発ピッチャー、左でも関係なしにバッティングできるのと、やっぱ足がある。相手にとっては一番嫌な1、2番と思う」
-優勝旅行やパレードも楽しみ
「前(05年日本シリーズで)は負けてのパレードでちょっときつかったですけど。今度はもう胸張ってパレードしたいですね」
-ファンへ
「ファンの人もちょっと優勝の、日本一の余韻に浸って、ちょっとはゆっくり休んで欲しいですね。応援疲れもあるかもしれないですね。のんびりとお酒でも飲んで1年間を語り合ってもらいたいですね」
(囲み)
-選手からビールをかけられて、どんな思いで
「勝ったことによって、ああいうことができるわけやから、それはもう。誰がかけたとか、関係ないし」
-終わった後も残る
「1回やってみたらええ、そんなの。家でビールかけたらいい。どんな残り方するか」
-オーナーとは
「暗い話はないわ。ええ話ばっかりや」
-秋季キャンプでは思い切りできる
「まあ人数少ないしなあ、これは。一番鍛えたいやつ2人(佐藤輝、森下が侍合宿のため)おらんけどな。オレら現場を預かってるもんとしては、この11月いうのはものすごい伸びる要素のあるな、一番鍛えたいんよ。そういう意味ではやっぱり痛いよな。はっきり言うて」
-佐藤輝は鍛えたい
「そらあ、当たり前やんか(苦笑い)。去年も(侍で)そやったから、去年も(キャンプ参加は)最後の1週間だけやからね」
-日本シリーズで一番つらかった試合は
「第3戦で5-1で負けるよりも5-4まで追い詰めて、相手のクローザーをそこまで9回の裏で苦しめたいうのは、4戦目、5戦目の勝ちにつながったと思うよ。まあね、一番の試合いうたら3戦目の7回やわな、分岐点いうたらな、日本シリーズの」