日本ハム新庄剛志監督(51)がエスコンフィールドでの秋季キャンプ中の11日に、3イニング限定の紅白戦を行うと7日、発表した。午前11時開始予定で、出場選手は当日決定する。公式戦のように音楽を流し、大型ビジョンにも映し出しシーズン中のように盛り上げる。負けたチームは内野でのアメリカンノックの罰ゲーム。たくさんの来場者の前で、今キャンプ中に取り組んできた守備の成果を、チェックする。

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秋季キャンプでの成果を、多くのファンとともに確認する。新庄監督は「ずっと守備練習ばかりさせてきた。ピッチャーに調整してもらって紅白戦をみんなに見せたい。バッターは1人1打席。練習してきた守備を、実戦の打球でどれぐらい良い感じで捕れるか、見たい」と説明した。

独特な新球場の芝への対応力を磨くのが、今キャンプの大きなテーマ。「ピッチャーはゴロを打たせて欲しい。それもコツなのでね。サインはないかな。(打者には)ガンガン打ってもらって。ダブルプレーが取れるか。あとは若い子たちのアピール。ここでいい守備、バッティングをしたら来年のアピールになるので」。明確な狙いを持たせて、紅白戦を行う。

罰ゲームも設定。「負けた方が、この間(5日)の地獄のノック(内野でのアメリカンノック)を10本3セット。同点だったら両チーム。10本5セットになるかもしれない。真剣勝負なので」。緊張感を持たせるため勝敗にもこだわらせる。

終了後には今キャンプ最後のプレゼント大会を予定。5日の前回は120万円の私物コートを出品するなど大盤振る舞いしたが、次はさらに高額な商品を準備中。「2年間付けたネックレスとか。昨日はケーズデンキ行ってダイソンのヒーター購入してきたり。あとは私服、シューズ。まあ5、6点セットを。ネックレスだけでも50万円オーバーしますからね。120万円ぐらいは超えたい」。主力選手もそろった中での異例の秋の紅白戦に豪華プレゼント。サービス精神全開で、初のエスコンキャンプを盛り上げる。【永野高輔】

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