23年度「三井ゴールデン・グラブ賞」の受賞選手が10日、発表され、セ外野手部門で阪神近本光司外野手(29)が3年連続3回目の受賞となった。

阪神の外野手で3年連続の受賞は、03年から4年連続で受賞した赤星憲広以来。両リーグの外野手で唯一、自身初となる守備率10割。守備率10割で受賞した外野手は20年のヤクルト青木宣親以来となった。

近本はプロ5年目の今季、死球の影響で骨折離脱などもありながら、129試合に出場。中堅手として外野のまとめ役にもなり、虎のセンターラインの中心となった。

フェンス激突も恐れないメンタル、トリックプレーで走者をアウトにする頭脳、本拠地甲子園の風を読む経験など、リーグを代表する名手として存在感を示した。

 

【セ外野手部門の投票数】

 

<1>近本光司287票※受賞

<2>岡林勇希196票※受賞

<3>桑原将志87票※受賞

<4>秋山翔吾83票

<5>ノイジー61票

<6>関根大気45票

<7>西川龍馬37票

<8>丸佳浩28票

<9>細川成也17票

<10>野間峻祥11票

<11>大島洋平10票

<12>森下翔太6票

<13>佐野恵太2票

<14>並木秀尊東京2票

<15>セ・リーグ外野手該当者なし28票