1部6位の東洋大の先発、最速152キロ右腕・岩崎峻典投手(3年=履正社)が2部優勝の駒大を相手に、8回までノーヒットノーランの快投。9回先頭打者に右前打を打たれたが、8回2/3を投げ、1安打無失点で、チームを勝利に導いた。

初回、先頭を空振り三振に打ち取り、次打者には150キロの直球で二ゴロ。左飛で3者凡退に打ち取ると、流れに乗った。3回に四球で走者を許すも、打たせてとる危なげない投球。6回には一塁手が打球をファンブルし出塁。死球で一、二塁のピンチを招くも、力のある直球で中飛に仕留め、ピンチを切り抜けた。

打線は4回無死一、三塁から吉田元内野手(2年=龍谷大平安)の三塁への適時打で先制。5回には1死一、三塁から宮下朝陽内野手(2年=北海)の左前適時打。2死満塁から吉田の打席の間に捕逸、7回にも1点を追加して点差を広げた。

岩崎は高校2年夏、履正社の控え投手ながら決勝の星稜戦でリリーフとして登板。優勝投手を経験している。