ソフトバンク三笠杉彦GM(49)が15日、西武から国内FA権を行使した山川穂高内野手(31)の獲得へ意欲を見せた。

この日、FA宣言選手が公示された。三笠GMは福岡・筑後市のファーム施設で報道陣に対応。山川について「侍(ジャパン)の日本代表で、日本を代表するバッター。あとはもろもろのいろんなことについてしっかり調査していきたい」と話した。

山川は不祥事による出場停止処分で今季は17試合の出場にとどまった。それでも最大の補強課題といえる「右の大砲」としての評価は揺るがない。「(不祥事の)事案についてもしっかりと調査するのが、我々がまずやらなければならないこと。実績のある打者であることは間違いないとは思うが、1年間ほとんど公式戦に出ていないということがある。出てなかった理由についても球団としての見解をしっかり出していかなければいけないと思う。それに当たっての調査というのは必要だと思います」と慎重に言葉を選んだ。一方、オリックスからFA宣言した山崎福については「入ってくれれば貴重な戦力になる」と表現。広島西川の獲得は見送られそうだ。

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