ドラ1コンビで優勝に貢献する。ロッテの昨年のドラフト1位右腕、菊地吏玖投手(23)がZOZOマリンで初の契約更改に臨み、現状維持の1600万円で合意した。即戦力として期待されたが、1軍登板は8月11日の西武戦のみ。5回もたずに敗戦投手となった。「目の色を変えてやる決意が芽生えた試合だった。1年目から本当に悔しい思いができたのは大きかった」と振り返る。

2軍では先発を、フェニックスリーグではリリーフを経験。「来年以降、どっちになるか分からないですけど、ずっと1軍で投げ続けたい」とフル回転を望んでいる。今秋ドラフトでは、大学日本代表で親交があった明大・上田希由翔(きゅうと)内野手(22)が1位指名された。「僕が投げて、上田が打って勝つ試合が増えれば、優勝も近づいてくる。そういうのを目指していけたら」と、プロでの共闘を心待ちにした。

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