23日午後2時からスタートした「阪神タイガース、オリックス・バファローズ優勝記念パレード」の大阪・御堂筋の部は、大阪市中央区の新橋北交差点の終着地点に到着した。

阪神選手会長の近本光司外野手(29)が、選手を代表してあいさつし「勘違いしちゃいます」と丸1日大歓声を浴びたこの日をテレビインタビューで振り返った。

-どんなお気持ちですか

「そうですね、勘違いしちゃいますね(笑い)。甲子園とはまた違いますし。手振ったら『きゃー』なんで。すごいですね」

 

-1人1人と顔と声援を見てどうだったか

「1人1人の顔も見られましたし、声も聞けたと思うんですけど。球場では味わえないような経験だったし、人の多さだったり。特別な、これはパレードでしか経験できないことなんだなというのはすごくかみしめながら。しっかり手を振りました」

 

-パレード体験して

「いや、もう見てたのと全然違いましたし。やっぱりこの上に立つというところが、優勝したからこそ味わえることなんだなというのは思いました」

 

-戦いながら受ける声援とはまた違う

「(声援は)心地いいですね(笑い)。声援ね、甲子園のなかだったらそれが自分の中で思い上がる部分もありますけど。それがすごい来年、来年というか、今年1年間頑張ったご褒美なのかなと思うので。そういった所をすごく、ファンの皆さんもそうですし、大阪神戸の皆さんも見てくださっていたんだなというのはすごく感じました」

 

-神戸と大阪のファンに手を振れたのも大きい

「そうですね。まあ地元も近いですし。なじみのある場所で、もうこれだけ人が集まると特別感もありましたし。そういった意味で僕たち選手はね、初めてのパレードだったので。そういった意味ではすごく楽しみにしていたので。すごい良い経験ができたパレードだったかなと思います」

 

-チームメートの反応は

「本当に『すごい』っていう言葉しか本当に出なくて。『うわー、すごいな、ここすごいな!』とか。やっぱり密集した所でちょっと広がった所だったり。そういった所では全然もう、甲子園の比べものにならなかったですね(笑い)。本当に」。

 

-甲子園もすごい数だが

「そうですね。まあ4万5000人入りますけど、やっぱりね、レベルが違いましたね」。

 

-今日の1日はどう残る

「やっぱりビールかけがしたいというのと、パレードがしたいというのは、よく聞くことなんで。何でかなというのは思っていたんですけど。やっぱり今年1年間それを経験したことで、そうですね。やっぱもう1回したい。やっぱりもう1回したいとなりますね、これは(笑い)」。

 

-もう1度今日のような笑顔の集団を見たい

「そうですね、もう本当に。何してもキャーキャー言われるのはすごい(笑い)。シーズン中ではないことなので」。

 

来季もパレード宣言をした選手会長は、次期選手会長・中野拓夢内野手(27)にバトンをつなぐ。

【阪神優勝パレード・大阪編】/写真特集