阪神中野拓夢内野手(27)が30日、「ローソンチケット スピードアップ賞」の打者部門に選ばれた。

日本野球機構(NPB)が試合時間短縮に貢献した選手を表彰するもので、打者部門はレギュラーシーズンにおいて最も相手投手の平均投球間隔(無走者時)が短かった打者(規定打席以上)が条件となっている。中野は11・7秒で2年連続の受賞。来季からの選考に除外される「特別表彰選手」となり、賞金100万が贈られる。

プロ3年目の今季は遊撃から二塁へコンバート。欠かせない存在としてチームを支え、フルイニング出場や164安打でセ・リーグ最多安打者賞にも輝き、球団18年ぶりの優勝に大きく貢献した。