12球団の保留選手名簿が1日、公示された。また、オプトアウト権を行使して巨人を退団した中田翔内野手(34)、DeNAが残留交渉を継続しているトレバー・バウアー投手(32)、西武が残留交渉を継続しているデビッド・マキノン内野手(28)、ロッテが残留交渉を継続しているロッテ・グレゴリー・ポランコ内野手(32)、後輩複数選手へのパワーハラスメントが認定された楽天安楽智大投手(27)ら148人が、自由契約選手として公示された。

オリックス山本由伸投手(25)、日本ハム上沢直之投手(29)、DeNA今永昇太投手(30)らポスティングシステムで大リーグ移籍を目指す選手は、契約成立まで各球団に保有権があるため、保留選手名簿に記載された。

◆保留者名簿 球団は毎年11月30日以前にコミッショナーに次年度選手契約締結の権利を保留する選手を全保留選手名簿として提出する。上限は70人。名簿は12月2日(今年は12月1日)に公示される。記載された選手は外国のいかなる球団を含め、他の球団と選手契約に関する交渉を行うことが禁止される。記載されない選手は同日に自由契約選手として公示される。期日までに契約合意に至らなかった外国人選手が自由契約選手として公示されるケースもあり、所属していた球団と再契約することは可能。