年末の風物詩で、今年を代表する言葉を選ぶ「現代用語の基礎知識選 2023ユーキャン新語・流行語大賞」が1日、都内で発表され、38年ぶりの日本一を達成した阪神タイガースの流行ワード「アレ(A.R.E.)」が年間大賞に輝いた。

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阪神関連では過去に3度流行語大賞にノミネートされていたが、年間大賞は初受賞となった。85年の「トラキチ」、87年の「なんぎやなぁ」はともに銀賞で、03年の「勝ちたいんや!」はトップ10にとどまっていた。過去の3例は以下の通り。

 

▼85年「トラキチ」・銀賞

(松林豊さん=阪神タイガース私設応援団長)阪神を熱狂的にサポートする応援団のこと。初の日本一で虎フィーバーは全国的に広まった。

▼87年「なんぎやなぁ」・銀賞

(辛坊治郎、森たけし)地元大阪のテレビキャスターの彼らが、開幕から負け続ける阪神を見て出た言葉。悔しさを愛情込めて表現。

▼03年「勝ちたいんや!」・トップ10

(星野仙一監督)。キャンプイン前日の全員ミーティングでナインに「勝ちたいんや。勝ちたいねん。ファンを喜ばせたいねん」と熱弁し、18年ぶりのリーグ優勝に導いた。

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