阪神青柳晃洋投手(29)が5日、MBSラジオ「森たけしのスカタンラジオ」に出演した。

チームが日本一に輝く中、2年連続セ・リーグ投手3冠右腕は苦しんだ。18試合で8勝6敗、防御率4・57と不本意な成績に終わった。「大変な1年でした。いい球いっててもなんか感覚が違うとか。(それを修正しようとして)1年終わった」などと振り返った。それでも日本シリーズ第7戦で先発を託され、5回途中無失点で日本一に貢献した。今季新人王とMVPを獲得してブレークした村上を、自主トレに誘ったのは青柳。「(村上は)元々が素晴らしいので。2軍ではすごいのに1軍では別人みたいな投球になるのは考え方なのかなと思って。一瞬で抜かれちゃいましたね」と笑った。2軍での調整期間で目についた後輩として森木や門別、茨木の名を挙げ「個人的に森木には期待している。出てきてほしい」と願った。

後輩たちの活躍もだが、まずは青柳自身のパフォーマンスが大前提。「体が動くようにして、連覇に主力として入っていけるように」と、来季の巻き返しを誓った。

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