日本野球機構(NPB)は8日、この日実施された現役ドラフトの結果を発表した。阪神は来季大卒6年目の最速152キロ右腕、オリックス漆原大晟投手(27)を獲得した。また、阪神の馬場皐輔投手(28)は巨人への移籍が決まった。岡田彰布監督(65)の一問一答は以下の通り。
-漆原は中継ぎの評価
「いやいや、まあな、先発やってて中継ぎになってからな、すごくね、よかったというのは聞いたし、まあもう、ある程度迷わずしてな」
-去年はリストの中で大竹が一番欲しかったと。今年もそれぐらい
「そうやな。まあ、ちょっとな、こう、ばらけるかもわからんと思ってたからな、重なったりな。まあ、でも、普通通りうまいこといったから、まあ、よかったと思うけど」
-球団としてなら狙いたいポイントはリリーフ投手
「いやもうピッチャー、うん。まあこっちもある程度ピッチャー取られるのはまあ、人数的にもな。野手は全然、考えんかったんや」
-右、左で言うと右
「うん右。左はもういらんかった(笑い)」
-漆原の魅力は
「いやいや、映像も見たし。まだ可能性あるしなっていうような感じのあるピッチャーやけど。そらな、1軍でな、ちょこっと投げたみたいやけど、そこまで戦力になってなかったけど、変わればな、可能性あるなと」
-オリックスでもまれて
「ピッチャーのええところやからな、結局な」
-連覇へ新しい戦力
「まあ、これでキャンプとかでどういうボール投げるというか、実際に見て楽しみは楽しみやけどな」
-先発、リリーフは決めず
「まだそこまで決めてない、決めてない」
-フォークも良い
「タイプ的には一緒のピッチャーな。今の時代はまっすぐとフォークの時代やからな。そういうタイプが多いよ今はな。だから、とにかくキャンプで見極めてな。俺はやっぱりセ・リーグでやってるピッチャーより、パ・リーグの方がな、ええかないうのもあるしな」
ー大竹のようにパ・リーグでもまれて
「もまれたというか、やっぱ分からん方がいいに決まってるし、そら。ある程度セ・リーグのピッチャーはみたピッチャーが多いしな。ある程度の力量分かるけど。可能性としてはやっぱりな。まあパ・リーグのバッターとセ・リーグのバッターまた違うと思うし、可能性はあるよな、その方がな、やっぱり」
-漆原どういうところを評価
「いやいや、そら真っすぐも速いしな、150近く出るしな。まあそれはリリーフやった時みたいやけどな。まあだからどっちか言うと真っすぐで押すタイプが多いからな、パ・リーグはな。まあそら変化球とかそら課題とかあるけど、それはこっちで直してな、克服していけばいいことだしそれはな」
-指名順また早かった
「早い早いそれは」
-馬場もそれだけ評価された
「そうそうそう」
-巨人という宿敵のチームに
「まあそういう意味でもな、巨人の方がチャンスあるかもわからんもんな、はっきり言うて。今のこっちの投手陣と比べたらな」
-巨人はすぐ使えるから馬場を指名した
「まあそうやろな、おーん。すぐ使えるかどうか聞いてないけどそんなんお前、まあ評価はすごく高かったみたいやなやっぱりな」
-現役ドラフトは2回目。1回目と比べて顔ぶれの変化は
「まあ変化…、うーん、その選手の評価ていうかな、それはやっぱり各球団で全然違ういうことやろなあ、うーん。それはまあ、編成ていうかな、そこの偏りとかはいろいろあると思うけど、編成上では」
-こういう選手出てくるんやというのはなかったか
「ああ、まあそうでもなかったな。あんまりそういうのはなかった。まあ細川くらいか、大竹と細川がものすごいなあ、うーん。そういう意味では可能性をなあ、秘めて、各球団お好みで取ってると思うけど、それは来年の評価や、それはもうな、来年どうなるかやな。そういう選手取って、現役ドラフトで行った選手がな」
-馬場クラスを出せる投手の層の厚さがある
「いやいや、層の厚さというか、2人選ばなあかんわけやからなあ。しょうがないといったらおかしいけど、誰かを挙げなあかんから、馬場やったらすぐに上の方で、最初にいくんとちゃうかなと思ったけどな、力的に」
-今回で2度目。この制度はどう評価している
「俺も去年まで全然知らんと、そんなら去年からや言うからな。評価というか、そら選手から言ったシステムやろ? 新しいところで、大竹とか細川みたいに出場のチャンスとか自分でつかんだら大飛躍したわけやからな」
-2度目の試みだが、改善点など感じることはあるか
「いやあ、そら分からんわ、そんなの。改善点言うてもまだ2回目やからな。まあ難しいよ、その辺は」