西武の飯田光男球団本部長(57)は14日、FA宣言中の山川穂高内野手(32)について「何も連絡は来ていないですよ。本当に待つしかないですよね。こればかりは仕方ないんじゃないですか」と現状を話した。

山川サイドがFA権を行使を表明し、この日でちょうど1カ月となる。13日までにソフトバンクと大筋で合意し、来週にも正式発表の見込みとなっている。その間、山川サイドからの連絡はなく、球団側も「あまりそういうことはしないですね。たいていFAは向こうから(連絡が)あるので」と、特別な意思確認はしていない。

移籍の場合についても「もちろん、いろいろなパターンで編成は考えてます。そこは後手後手にならないように」としつつ、年末が近づいている現状で「どうなるのか早くあれ(結果を知りたい)ですけど」と、今後への影響を懸念した。

山川の不祥事に伴う、1、2軍の公式戦無期限出場停止処分については「現状、処分もそのまま。処分しているというところですね」とし、解除するかどうかの議論については「そこはまた。特にここでお話しすることはないですね」と話すにとどめた。