阪神佐藤輝明内野手(24)は24年、打順アップを狙う。プロ2年目の22年は開幕4番スタート。「それは監督が決めることなので、僕はしっかり自分のことをやるだけかなと思います」。4番へ特別な意識はしないが、高みは目指す。「上の打順を打ちたいっていうのはもちろんあります。1番、2番、3番、4番って」と若い数字を並べた。

昨季は5番で112試合、6番で16試合に先発。上位を打ちたい理由は明確だ。「やっぱり打席に多く立てるので、ホームランを打つチャンスも増える」。昨年は自己最多タイの24本塁打。打席が多ければキャリアハイの可能性も高まる。

新年の誓いを聞かれると、答えたのはもちろん“アレ”。「チームとしては連覇、あ、アレンパ。もう、自分でも忘れてまうわ(笑い)。個人としてはもっと上の数字を目指して、頑張りたいと思います」。今オフは米シアトルの最先端野球トレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」で自主トレを行うなど、上昇のきっかけは十分。連覇のために打ちまくる。

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