兵庫・西宮市の甲子園球場で「成人の日」の8日、同市主催の「西宮市二十歳のつどい」が行われ、3640人が参加した。

式典では能登半島地震の犠牲者へ黙とうをささげた。同市出身の阪神佐藤輝明内野手(24)からのビデオメッセージもサプライズで流された。

「20歳のみなさんは伸びしろだらけです。これから壁にぶつかることもあると思いますが、失敗を恐れずにどんどん挑戦してください。僕は野球で精いっぱいのプレーをすることしかできませんが、生まれ育った西宮市を盛り上げていければなと思っていますので、一緒に盛り上げていきましょう」などと呼びかけ、会場を沸かせた。

代表あいさつも務めた片山栞里(しおり、20)さんは「西宮市に住んでいる人だけの特権で、うれしかったです」と佐藤輝からのメッセージを喜んだ。