ヤクルトのドラフト4位、鈴木叶捕手(17=常葉大菊川)の目には、日本一の山も小さく映った。「ちょっと遠いなあ」。8日、埼玉・戸田市内の選手寮に入寮。冬の青空に、荒川の土手からも富士山が映えた。だが、地元・静岡で見慣れたものより、ずいぶん小さい。プロへの第1歩。上京した。

高校の石岡監督から贈られた本と、同級生の寄せ書きを持参した。本は「あたりまえのことをバカになってちゃんとやる」(小宮一慶著)。「初心の気持ちで、当たり前のことをばかになってちゃんとやる。誰でもできることをやっていきたい」と、監督からのメッセージを受け止めた。激励がこもった色紙は、部屋に飾るつもりだ。

一番の売りは、二塁送球1秒85の肩。「守備を磨いて、キャンプでアピールできれば」と意気込んだ。

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