阪神が今秋ドラフト1位候補として明大・宗山塁内野手(3年=広陵)をリストアップしていることが23日、分かった。華麗な遊撃守備に加え、3年間のリーグ戦で94安打を放つ強打を高く評価。03年ドラフト自由枠で阪神に入団した鳥谷敬氏(42=日刊スポーツ評論家)のような超逸材遊撃手として、今秋ドラフトの目玉だ。チームの競争を活性化させる可能性を秘めた存在を、最速153キロ左腕の関大・金丸夢斗投手(3年=神港橘)とともに徹底マークしていく。

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◆阪神で活躍した主なドラフト最上位野手 田淵は法大時代に、当時の東京6大学リーグ最多となる通算22本塁打を放った。プロ1年目の本塁打も22本で、新人王を受賞。岡田の早大時代の81打点は現在も東京6大学最多で、プロ1年目に18本塁打で新人王。今岡は東洋大で東都リーグ9人目の通算100安打を成し遂げ、阪神を逆指名。早大2年春に早大で3冠王となった鳥谷は、プロ1年目に定位置確保ならずも球団在籍最多の2085安打。そして大山、佐藤輝、森下は順調に主軸へと成長し、昨季の日本一メンバーとなった。

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