元ファイターズガールの滝谷美夢(25)が、大泉洋らも在籍するオフィスキューに所属しての芸能“ソロ活動”に踏み出した。
目指すのは、<1>おしゃべりも歌も笑いもできるタレント<2>北海道のスポーツ全般を盛り上げる架け橋<3>Fビレッジアンバサダーとして継続したファイターズの応援。北海道を拠点に、さまざまな媒体を通じスポーツや芸能の楽しさを届けていく。【取材・構成=永野高輔】
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昨年11月にファイターズガール卒業を発表してから約2カ月。滝谷は北海道出身のタレントらを幅広く手がけるオフィスキューへの所属が決まった。一昨年の紅白歌合戦で司会と出演者の立場で“共演した”大泉洋と同じ事務所になる。
滝谷 本当にすごくうれしくて。これからのことにわくわくしています。北海道からエンターテインメントを発信しているっていう印象があったので。私も北海道が大好きですし。あこがれがありました。
目指すのはMCから歌、笑いまでこなせるマルチタレントだ。
滝谷 大泉さんは、おしゃべりや歌、お芝居と、すべてのことで目の前の人を楽しませることができるのがすごい。尊敬していますし、そういうところを学べたらいいなと思います。
お笑いに関しては、新たな「滝谷美夢像」を思い描く。
滝谷 ファイターズガールの中では(在籍)歴が上だったので、突っ込むことの方が多かったかも知れないです。これからは芸能活動1年目の若手。愛される「ボケ」にもなれるよう、頑張ります。
新たな道に進む上で、まずは自分の特長を把握し、そこに向き合っていく。
滝谷 まじめ過ぎるところが、やっぱり課題でもあると思っているので、型にはまりすぎずに、でもまじめって言うところを生かしながら。ちゃんと向き合ってやったら、何か生まれるものだったり得られるものもあると思うので、そういう風にできたら。
さまざまな媒体を通じてプロ野球だけでなく他競技の会場にも足を運び、多くのスポーツを紹介していく。20日には大倉山ジャンプ競技場で行われたHTB杯の中継でゲストリポーターを務めた。
滝谷 K点の近くで見たのですが、大迫力で終始感動しました。選手を間近で見ているとスポーツに取り組む姿勢だったりとかも感じることができて、そういうことを自分の言葉で届けられたらいいなと思います。飛び出す瞬間が、時速90キロ出ているらしく。それだけ体に衝撃が加わる中、自分の身1つで命懸けで戦っているのは衝撃でした。HTB杯の事前ロケのときに(長野五輪金メダリストの)岡部孝信さんと一緒に、スタート地点にも登りました。まず景色がすごくきれい。それだけ高いところにいるので、そこから飛ぶっていったら、空を飛んでいるような、それぐらいの高さなので。私だったら怖すぎて無理だなと思いました。選手のみなさんも恐怖感はずっとあるみたいで。岡部さんも、怖いっていう気持ちがある中でも、飛んでいる瞬間は、楽しい気持ちに変わるっていう風に、おっしゃってました。
HTB杯と同じ日の夜には、元日本ハム杉谷拳士氏の公式YouTubeチャンネルに出演する動画が公開された。一足先に“タレント”として活動する先輩からも刺激を受けた。
滝谷 杉谷さんは、いろんな方に取材されているじゃないですか。取材をする上で下調べしたり資料見ているうちに、その選手に感情移入するようになって。取材している杉谷さんが「泣いちゃうぐらい感動することがある」っておっしゃっていて。私もスキージャンプでリポートしたときに、いろいろ調べたんですが、あらためてそのスポーツを見ると、杉谷さんがおっしゃっていたことが分かったような気がしたというか、そういう部分もあったので、いろんなスポーツに携わってみたいという気持ちではあります。杉谷さんがいろんなところで活躍している姿はすごいですし、自分から挑戦していることが、すごいと思います。
今季はFビレッジアンバサダーに就任。ダンスとは違うスタイルで日本ハムを応援する。後を託した後輩達にもエールをおくる。
滝谷 ファイターズはエスコンフィールドに移って、ファイターズガールもいろんなところで活動させてもらったり、スタジアムツアーをやっていたり。ファンの人と近くで接する機会が多いので、ファンの方と直接話をして、よりファイターズを好きになってもらえる活動をしてもらえたらうれしいです。私はファイターズガールにいた中でお仕事への向き合い方についてすごく学んだことが多くて。どうやって、より楽しんでもらう、より喜んでもらうためには、っていうのを学んだりしたので。例えばリポートするときも、どうやったらその選手やスポーツの良さが伝わるか、っていう部分を、1つずつまじめに向き合いながらやっていきたいです。
愛する日本ハムのチーム全員を応援しているが、特に“同期”のあの選手は、気に掛けているという。
滝谷 清宮選手は、私がファイターズガールに入った年に入団されたので。そこからずっと応援していて。今年は漢字一文字で「幸」というのを挙げていたので、本当に勝利に貪欲に戦っていくっていうことだったので、それをすごく期待しています。現場では、ごあいさつぐらいだけだったんですけど、(ファン感で披露された)ダンスの練習は、ちらっとのぞいたぐらいなんですが(笑い)。清宮選手はリズム感がいいっていうか、キレがあってダンスうまいな、って思いましたね。
ファイターズガール在籍時はポニーテールが印象的だったが、卒業後は髪を下ろしたスタイルも。
滝谷 (ファイターズガールに加入した)最初は、何も考えず、いろんな髪形をしていました。きつねダンスが流行り始めたぐらいのときに、ポニーテールにしていることが多くて。自分でも一番のお気に入りの髪形で、毎日同じにしたら、覚えてもらえるんじゃないかなという思いで、ポニーテールにすることが多かったですね。普段は(髪を)下ろしているんです。これからは髪を下ろした普段に近い、素の滝谷のスタイルが、メインになるかもしれないですね。
◆滝谷美夢(たきや・みゆ)1998年(平10)10月1日、札幌市生まれ。大学在学中の17年にファイターズガールアカデミーに入り、18年1月のオーディションで合格。同年からファイターズガールとして活動を始める。21年にはサブキャプテンを務めるなど中心的存在となり、22年の第73回NHK紅白歌合戦出演。インスタグラムのフォロワー数は8万人以上。趣味はYouTubeを見ること、特技は弾き語り。家族は両親。160センチ。



