鳥か、うなぎか-。ヤクルト山田哲人内野手(31)が沖縄・浦添キャンプ初日の1日、話題? の新キャプテンマークをお披露目した。公式マスコットのつば九郎と「C」を重ねたデザイン。監修も務めた作品。こだわりは? 「でも…。つば九郎だと思いますね。つば九郎がかわいいなと思って」とうなずいた。ファンから「うなぎ」という声が上がり、話題となっているが「じゃあ、うなぎで(印象は)お任せします」と笑った。

うなぎはつかみづらいが、今年の山田はつかみづらくない。ノックでは「キャプテンうなぎ」が身代わりとなってくれた。「ここ(胸のキャプテンマーク)の付近に当たってしまったんですけど、守ってくれましたね」。新たに出来た“相棒”が常にそばにいる。難しいバウンドも、クッション代わりとなる。悲願のゴールデングラブ賞初受賞へ、ヌルヌルとすり抜ける。

報道陣も、ヌルっとかわした。ランチ特打では何度も快音を連発。オフから新たな打撃フォームを試行錯誤しており、左足を高く上げているように見えるが、本人は「特別意識してないですね。違う部分を意識した結果、そういうタイミングになっているという形なので、すごくいい傾向だと思います」とうなずいた。意識を置く部分は「それは言えないですね。秘密です。まだキャンプ長いので。楽しみにしておいたほうがいいでしょ(笑)」とニヤリ。

調理のポイントは分かっている。「去年は甘い球とかを仕留めきれずにファウルになった部分が結構ありましたし、調子いい時ってファウルを打たないので。どういう打ち方でいけば、ファウルにならないのを考えてやったりはしています」。4度目のトリプルスリー達成、キャリアハイの数字を更新へ、最適な形を沖縄の地で焼き上げる。【栗田尚樹】

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