大船渡(岩手)の佐々木怜希投手(3年)が大学野球の第1歩を踏み出した。1日に進学予定先の東都大学リーグ・中大硬式野球部の門をたたいた。

入寮翌日の2日、東京・八王子市のグラウンドに姿を見せ、初練習を行った。「この環境に慣れて、体をしっかり作って、秋には(リーグ戦に)出られるように頑張りたいと思います」と抱負を口にした。

ロッテ佐々木朗希投手(22)を実兄にもち、4歳下の佐々木家三男にあたる。兄2人と同じように地元大船渡高でプレーし、3年夏は岩手大会3回戦で盛岡一に敗れた。身長は178センチで、高校時代は内野手での出場も多かったものの、投手としても最速143キロを誇る。