広島春季キャンプ2日目が終わった。初日に続き、悪天候の影響で練習メニューが変更された。午前中は森下や床田、栗林ら主戦がブルペン入り。午後、一時雨がやんだ間には外国人野手2選手がメイングラウンドでノックを受けた。この日も多くの選手が自ら課題を持って居残り練習を行った。練習後の新井貴浩監督(47)の談話は以下の通り。

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-主力投手がブルペン入り

新井監督 やっぱり違いというかね、今日ブルペンに入ったピッチャーは全員、計算に入っているピッチャー(大道、森下、栗林、床田、矢崎、島内)。やってもらわないと困るピッチャーなので。みんな見ていて、いい仕上がりだなと思いました。

-森下投手はスライダー、島内投手はカーブと、それぞれがチャレンジしている

新井監督 いつも言っているように、現状維持は後退と同じだからね。年々向上心を持って取り組んでいることがそういうことにつながっていると思う。いいことだと思う。いろいろ試していくことは。

-外国人選手がメイングラウンドで守備

新井監督 まず2人とも複数ポジションを守れるというのは、こちらとしても起用の幅が広がるので、いいことだと思います。しっかりと足も動いている。特にレイノルズの守備がしっかりしている。すごく楽しみです。

-田中選手が今日も居残り練習

新井監督 いつでも実戦に入れますよ、みたいな感じ。しっかり自主トレをしてきたんだなっていうのが分かりますね。スイング見ていても、動きを見ても。

-森下投手は開幕を目指すと。昨日の九里もそう。主戦の心意気について

新井監督 森下は昨年は術後だったから。初めて手術したのかな? だから本人もすごく不安になって、探り探りのキャンプになったけど、今年はキャンプからしっかりバランス良く投げていた。彼に関しては何も心配していないし、期待しています。

-初1軍キャンプの高木捕手は連日特守。先ほどは新井監督も実践してみせた

新井監督 高木はけっこうブルペンで重低音響かせているから、見本みせてあげた(笑い)。俺も中学生までキャッチャーだぞと。ただ、俺は教えないぞ、見て盗めと。そしたら(高木が)爆笑していた。

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