西武の新外国人右腕で抑え候補のアルバート・アブレイユ投手(28=ヤンキース)が8日、今キャンプで初めてブルペン入りした。

セットから小さなテイクバックでテンポよく36球。ツーシーム、スライダーなどの変化球も交え、クイックで投げる場面もあった。

初ブルペンとあって、まだ狙ったところから外れる球も見られたが、決まった球は小気味よく捕手炭谷のミットを鳴らした。「初めてだったけど、感触は良かったと思う」と話した。

ドミニカ共和国出身。この時期に気温12℃ほどで投げる経験は、少なかったはず。だが「そんなに問題はなかった。寒いのは知っていた。それに慣れてやるのが自分の仕事。向こうでも準備はしてきた」と気にしなかった。

ホテルに帰ると「オーシャンビューが素晴らしい。心が落ち着く」という。日本食はラーメンと、サケのおにぎりがお気に入り。「投げた試合では抑える。最終目標の優勝へ向かって、準備していきたい」と頼もしかった。

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