「ボス」対「さちや」が実現!? オリックスからFA加入した日本ハム山崎福也投手(31)が8日、沖縄・名護の1軍キャンプで2度目のブルペンに入り、新庄剛志監督(52)が右打席に立った。対峙(たいじ)したのは全102球中、10球ほど。指揮官は柵越えアピールや拍手などで1球1球リアクション。未体験の球質に「はてなボール」と命名した。開幕ローテ当確左腕の好球を体感すると、中4日での登板プランなどアイデアが刺激された。

   ◇   ◇   ◇

球種やコースを指定し、正確に投げ込む山崎を前に、新庄監督の足が動いた。今キャンプで初の“打席入り”。いい球には「ナイスボール!」と拍手を送った。真ん中に入ったチェンジアップには、振り抜いて左翼スタンドを指さす“今季1号”のジェスチャー。特等席で新戦力の力を堪能した。

直球と変化球の球速差は大きくない。一見バットに当てやすそうで、打ちにいくと芯をずらされてゴロになる。「これは打ち取れるわって球の質。彼は3球で1回を終わらせられる投手の1人」と絶賛した。

“魔球”もあった。「8回転くらいしかしてない。老眼かな。縫い目見えたんだけど、変な動き。おもしろいなって。(球種)わからん。『はてなボール』じゃない?」。受けた捕手清水によれば、おそらくストライクゾーンを狙った回転数の少ないフォーク。経験豊富な同監督も、初めて見る球筋に手をたたいた。

球数少なく打ち取れる投手、ならば-。「中4日とかで、例えば6回を投げてもらって。体力もありそうだし。移籍してきて、いっぱい投げたいと思うからね」。メジャーばりの中4日起用まで視野に入れた。

山崎もやっぱり、力が入っていた。父章弘さんがコーチとして在籍していた04年、日本ハムに新庄剛志が入団した。「小さいころ、監督の打撃をテレビで見ていた。球場で応援もしていた。(構えで)伸びるシーン、懐かしい感じがしましたね」。同監督が立った初球。外角低めに、この日一番の真っすぐが走った。

ただ、指揮官が柵越えアピールしたチェンジアップについては…。「実戦だといい感じでフライが上がると思ったんで。新庄さんの感覚ではホームラン。どうなんですかね。僕の中では、大丈夫です」。打ち取れた、と思っている。【鎌田良美】

【関連記事】日本ハムニュース一覧

【キャンプ写真特集】ドアラ先生?!今日も朝から色々あります!/撮るキャン!