キャッチボール相手から大出世よ。阪神岡田彰布監督(66)が8日、今キャンプ初実戦となる11日紅白戦(宜野座)の先発に高卒2年目の茨木秀俊投手(19)を抜てきした。

もう1人の先発は同学年の門別啓人投手(19)。当初茨木は門別の「キャッチボール相手」として1軍キャンプに招集されたが、第2クールを終えて指揮官が大絶賛した。

また中川勇斗捕手(20)が沖縄・宜野座の1軍キャンプ中に右下肢を痛め、練習を途中離脱。シェルドン・ノイジー外野手(29)は、右前腕の張りでフリー打撃を回避した。

 

阪神岡田監督一問一答

-右前腕の張りのノイジーは大事をとっての判断

おーん、なんかバッティングで肘が痛い言うとったな。無理する必要ないし。投げるのは大丈夫なん、投げとる、バッティングの方が肘痛いってなんか言うとったよ。無理せんでええよって。

 

-第3クールからは普通に

ちょっと分からんけどな、おーん。別に紅白も無理する必要ないからな。いっぱい出るやつおるからな、外野(笑い)。DHにしとったんやけどな、ミエちゃんと2人はな、DHでええわ言うて。それはちょっとメンバー分からへん。

 

-中川が右下肢を痛めた

おーん、この間もつったやろここでな。あれやろ、台湾(ウインターリーグ)の時にな、だからおんなじとこみたいやな。そんなたいしたことない、病院行ったらたいしたことなかったみたいやけど、ちょっとしんどいわな。何日間でおんなじとこ2回もな、足つったりしてるからな。元々やったとこやろ、台湾でな。それで帰ってきたからな。

 

-序盤から無理をしたらだめ

いつも言うとったけど、第2クールが一番けがとか多い。第2クールな。最初のクールが終わってちょっと一安心というかな、一安心じゃないんだけど、慣れもあるしな。最初は緊張感もあってちょっとな、久しぶりのユニホームのキャンプで第1クールよりも第2クールの方がまあ、けが人じゃなしにどっかが張ったとかそういうのが多いよな。それはもうずーっとやな。

 

-選手時代は紅白戦の方が楽と。この時期は練習で追い込む

それはそうやん、そんなもん。紅白、楽やで。半分座っとるやん、そやろ? 3時間やったら1時間半座っとるんやから。楽やんか。そういう意味で楽やで、はっきり言って。そらずっと練習で動いてるほうがしんどいやん。

 

-追い込むと言えば佐藤輝は鳥谷臨時コーチとつきっきりで追い込めた

そうやな。(雨で)グラウンド悪いからドームでやってると思ってきたら向こう(サブグラウンド)でやってる言うからな。向こうは人いっぱいいるから(行かなかった)。行ってな。新聞のネタを売る必要もないし(笑い)。

 

-佐藤輝は打撃も順調か

まあ、順調違うんかな。でも去年よりはだいぶバット振っとるよな。それはな。

 

-ちゃんと作ってきている

まあしかし、俺は今年が一番、これから先の野球人生の中では大事な1年と思うよ。今年がな。カーンっていってしまうか。ずっとホームラン20本くらいで終わってしまう選手なのか。

 

-練習できる体力がついてきた

だからバットをよう振ってる言うてるやん。だって去年の秋見てみいよ。

 

-守りの上達も

上達というかな。だからそんな華麗に守るとか、そういうのが上達じゃないんよ。アウトにできるボールをアウトにする。普通のプレーでええわけやから。それがどこまで上達かという意味合いでは難しいけどな。そういうことやん。アウトにできるのを確実にアウトにしてくれる。それでええわけやからな。それで、華麗に守備をせいとは一切言うてないからな。でも、何で評価するんよ。エラーが少なくなったらうまくなっていると思うやろ。それしかないやんか。結果的にな。そういうことやん。うまなったなー言うて去年よりエラーしとったら一緒やんか。だから、確実にアウトにできることをアウトになったで。それが普通やんか。普通になってくれたらええ。だからな。ファインプレーはいらんよ。ヒットはヒットでしゃーない。だからアウトにできるボールは、送球ミスとかな。こっちでミスしてしまうのはあかんいうことやからな。

 

-梅野、坂本の捕手の起用法は難しい

全然難しくないよ。だって2人で1年やるつもりやもん。それだけや。

 

-併用で

だってどっちかしか使えへんいうことないんやから。それは簡単なことや。ピッチャーとの相性とかな。別にどっちを使っても遜色ないんやもん。しょうがないやんか。そういうことやろ。

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