巨人ドラフト1位の西舘勇陽投手(21=中大)が実戦デビューを果たし、1回を3者凡退に締めた。

白組の先発マウンドに立った。1番オコエを右飛、2番重信を一ゴロ、3番若林を左飛に抑えた。最速はオコエへの初球への148キロだった。

予定の1イニングを打者3人で投げ終え「やっぱり緊張もしたのですけど、結果としては3者凡退で終われたのでそこは良かった」と安堵(あんど)した表情で白い歯を見せた。

フォークに手応えをつかんだ。若林へのカウント1ー1からの3球目に137キロフォークを外角低めに決め、空振りを奪った。7日に登板したシート打撃では抜け気味だったが、スピードを意識して握りを変えた。「前回のシート(打撃)の時よりも球速としてもたぶん良くなったと思いますし、指のかかりとかも良かった」とうなずいた。

【巨人紅白戦】ドラフト1位の西舘勇陽がプロデビュー 1回を3者凡退/詳細