巨人萩尾匡也外野手(23)が11日、宮崎春季キャンプで実施された紅白戦に白組の「7番右翼」でスタメン出場し、好守を見せた。

まずは試合開始直後に見せ場がやってきた。1番オコエの打球は右中間に飛んだ。抜ければ長打となる打球に、グラブを伸ばしてランニングキャッチ。ピンチを救い、先発したドラフト1位・西舘勇陽投手(21=中大)を盛り立てた。さらに3回1死二、三塁では、ウレーニャの右翼前方ファウルグラウンドに上がった飛球を地面スレスレでキャッチ。本塁へノーバウンド送球を投げ込み、三塁走者にスタートを切らせなかった。2度の好守にも「あれぐらい普通にやらないと。阿部さんが守れなきゃ使わないって言ってるので」と守りの意識の高さをのぞかせた。

打撃では3打数無安打も自身が設定したテーマに手応えを口にした。「とにかくまっすぐを捉えていく。そこだけ意識していた」と臨んだ。第1打席は「ちょっと力んだ」と打ち損じた右飛も、第2打席ではバックネット付近に飛ぶ捕邪飛。第3打席では中堅後方に運ぶ飛球を放った。「自分の中でイメージしてることが出せた。(ボールの)見え方もすごい良かった」と話した。

【巨人紅白戦】西舘勇陽が1回を3者凡退/詳細

【関連記事】巨人ニュース一覧