阪神佐藤輝明内野手(24)が第1打席に右翼へ今季実戦1号。2打席目も左前打で2打数2安打とし、前日11日の紅白戦も合わせると4打数4安打で打率10割と驚異の数字を残している。これには他球団のスコアラーも警戒感を強めた。

巨人中里スコアラーは「1球で仕留めたり、構えもスムーズに見える。バットの軌道とか始動とかは今の段階ではすごく良く見える。それがいい結果につながっているかなと思います」と分析した。米国仕込みの新フォームで結果を残しており、「昨日と今日を見る限りは捉える能力は上がっている。自分の苦手なポイントやタイミングを崩されたりとかの対応力は上がってくるかなと思うので、そこはこれからも注視したいとは思います」と強打者の徹底マークを続ける考えを明かした。

1発にも警戒感を示した。初回に秋山の高めを振り抜き、推定120メートルの先頭打者本塁打。「ホームラン打つ能力はある選手だと思うので、そこが最大限発揮されれば脅威になるし、これからどう対応を見せてくるかは見ていかないといけないなと思います」と警戒感を示した。

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