中日高橋宏斗投手(21)が17日、従来型の投球フォームでブルペン投球を行った。

練習メニューに予定がなかったが、大塚投手コーチらが見守る中で捕手を座らせて約80球。オフの自主トレに同行したドジャース山本由伸投手(25)をモデルにしたすり足気味のフォームではなく、昨季までの左足を上げる従来型を取り入れたスタイルで投げた。

「戻すというよりは、新しいものを作っていく感じ。もっといいものにしたい」。大塚コーチが撮影した動画を投球後に何度も確認しながら、丁寧に投じた。

3回想定の16日のシート打撃では、すり足投法で48球、4安打1失点。「ギャップを感じた」と振り返り、登板後に過去映像などをチェックし、さらにブルペンでも再確認していた。前夜は宿舎の自室でフォームチェンジについて自問自答したという。「(山本投手との)自主トレが土台になっている。継続していいところを引き出していく」。従来型フォームの進化系を模索していく。【伊東大介】

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