巨人戸郷翔征投手(23)が直球で強気に攻めた。

オープン戦初戦のマウンドに先発。予定の1イニングを投げ、1安打無失点に抑えた。先頭近本に左前打を浴びるも、続く中野を中飛、森下を中飛、大山を遊飛でピンチを広げなかった。

球数14のうち12球が直球。最速は147キロだった。変化球は2球だけ。「とりあえず真っすぐの確認をしたかった。相手にタイガースの主力もいたので、どれだけのものが投げられるか確認したかった。だいぶ、いい質の真っすぐが投げ込めていると思う。ファウルも取れましたし、最初にしてはいいものが出たかなと思います」と振り返った。

すでに3月29日の虎とのシーズン開幕戦の先発マウンドに立つことが決まっている右腕。調整遅れも心配された中で「いい感覚は出せた」と復調の手応えをつかんだ。

【関連記事】巨人ニュース一覧