阪神が19年以来、5年ぶりとなるオープン戦開幕4連敗を喫した。先発の門別啓人投手(19)が4回1失点。8回には失策も絡み決勝点を献上した。

岡田彰布監督(66)の試合後の一問一答は以下の通り。

 ◇   ◇   ◇ 

--門別は判定も辛い中で

「なあ。ボールなん? あれ、審判。なんかお前、高いのとったり、お前、ベンチから見とったら分からへんけどな。入ってるやろ、なあ。構えたところ投げてるのに」

--そんな中でもきっちりまとめた

「今日はあんまり。スピードガン見ても、あんまり出てなかったもんな。そんな、なあ、(球が)走ってないようには見えへんかったけどな。きっちり投げとったように見えたけど、なんか出てなかったな、数字も。それで、構えたところいっても、ボールボールいうから、ええって思って見とったけど」

--監督から見れば投球は上々

「まあ普通やろ。悪い方やったくらいちゃうか。フォアボールも2つも出しとったしな。インコースはボールなんか。全然俺らはわからへんから。まあだから、ストライクっていう審判もおるからなあ。初めて顔を見た審判やったけど、交代言うてもわからへんかった」

--戦力として使える

「いやいや、戦力として使えるって言うたやんか。だから感覚の問題で投げさせるんやから」

--今後は1軍で帯同か

「いやいや、だから今後って、次パ・リーグって言うたやん。甲子園ではないって昨日かおととい言うたやん、なんでそんなん繰り返すんよ」

--そのまましばらくファームの方で

「違う、こっち(1軍)やんが、なんでファームで。いやだって、今日投げたらお前、5日、6日投げへんやんか。そういうことを言うてんねん」

--門別のような投手がいると昨年のローテ投手にプレッシャーにもなる。「保険」という言い方は適切ではないかもしれないが

「いやいや、だから保険というか、だから1年間の戦力って言うてるやんか。だからそれやったら8人、9人いるわけやから先発は。だから誰が6人先発、開幕から6人誰になるか分からへんけど、去年でもそうやんか、おーん、伊藤が外れた時にそこに入れてな、おーん、そういう形になったわけやから。別におまえ、開幕からのどこで投げるいう問題やなしに、今年1年の先発としての1軍戦力になるって何回も言ってるやんか。開幕の6人に入る入らんは、こっちが決めることであって、言う必要はないからな」

--昨年は村上は中継ぎからだった

「村上に関しては中もできそうな感じだったからな、門別は若いし、先発で育てなあかんのちゃう。先発やろ」

--カットプレーは練習の成果

「うまく出たというか、ホーム投げてもセーフやろ。それだけのことやんか。セーフやったらバッターランナーをアウトにするってことやなあ」

--佐藤輝のタッチアップ

「いや別に、そらファウルフライはタッチアップやろ。それだけのことやん」

--茨木は

「キャッチャー代わったら、あれだけ変わるということやんか。見てたら分かるやんか、配球。なあ。何回言うてもあかんよな。ピッチャーが壊れてしまうもんな」

--変化球でカウントを悪くして

「それでまっすぐヒットばっかりやろ」

--投球自体はよかった

「うん、今日よかったよ。こないだのブルペン、甲子園では全然やったからなあ。きょうはいきなり146とか147とか出たから、アレっと思ったよ」

--6回は右打者の内角を攻めて

「おお、6回良かったよ。キャッチャーが代わってどうかなと思って見とってん」

--3番前川、6番森下の並びは

「ちゃうちゃう、きょうはフル出場だから6番。あした3番にするよ。ただそれだけや。打順なんて今で決めてないって。あしたは中野と森下は早く帰るから2打席で代えるよ」

【関連記事】阪神ニュース一覧>>