DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21=ENEOS)が加入後、ハマスタでの初実戦初打席で初安打を決めた。「1番右翼」で4試合連続スタメン出場。1回先頭、ロッテ西野の外角147キロ直球を振り切り、高いバウンドでの二塁への内野安打で出塁した。

打撃だけでなく足でもかき回した。続く2番オースティンへの2球目で二盗成功。オープン戦初盗塁で無死二塁とチャンスを広げた。オースティンの二ゴロで三塁へ進塁し、佐野の先制適時二塁打でホームを踏んだ。度会→オースティン→佐野という豪華な1、2、3番で先制点を素早く奪った。

さらに第3打席では貴重な勝ち越し点をもたらした。5回2死一塁、ロッテ・ダイクストラの初球高め152キロ直球を強振した。右中間を破る適時二塁打を放ち、塁上で両手を掲げ「速球派の外国人投手だったので押し負けないように自分のスイングを心がけました。勝ち越すことができ、うれしいです!」と話した。

3打数2安打1打点1盗塁で6回の守備からベンチに退いた。オープン戦は12打数6安打の打率5割と好調をキープしている。

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