阪神4年目の高寺望夢内野手が、8日のヤクルト戦(甲子園)から1軍に合流することが決まった。2軍からの推薦を受けた岡田監督は「ずっと調子ええみたいでなあ」と期待。2、3日の教育リーグ広島戦(由宇)では計9打数5安打の大暴れだった。6日の同ソフトバンク戦は無安打も、絶好調を維持している若武者が開幕1軍をかけて甲子園に乗り込む。

指揮官は映像でのチェックはしていないというが、状態の良さを2軍首脳陣から聞いていた。現状、1軍の代打枠は糸原、原口らが控えるが「そら当然当然、そらあるよ」と、結果を残せば1軍メンバーとして生き残りもあるとした。熊谷、植田ら代走要員は「重宝できるけど、ちょっとバッティングしんどいしなあ」とし「そこでね、打つ方でアピールできるヤツがおった方がええわ」とヒットメーカーの出現を待ち望んだ。2軍鳴尾浜で練習した高寺は「1打席でもなんでも。準備が大切。アピールできれば」と力を込めた。

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