阪神岡田彰布監督(66)が7日、毎年恒例の兵庫・西宮神社での必勝祈願で、球団初の連覇を力強く誓った。絵馬に力強く「連覇」と記し「連覇、だけ言いましたね。玉串(をささげる)の時は」としっかり言葉にした。

開幕まで約3週間。ここまで連覇と言い続けてきたが「もう、あんまり使わへん、使わへん。今年はもう、それしか目標なれへん」とここからは“封印”。最後の連覇宣言から、開幕へ本番モードに入る。

阪神岡田監督の一問一答は以下の通り

-西宮神社で必勝祈願。行事が入ってくるとシーズンが始まるという気持ちに

まあなあ。まだ、3週間あるからな。でもな。そこまで、気持ちとかはぜんぜん高まってないけど、まだそこまでいけへんけど。まあ、な。きょうの激励会にしても、みんなで集まるようになってくると、いよいよかなあみたいな感じはあるよな。

-絵馬に「連覇」と書いた。今年は連覇と明確に口にしているが、シーズンに入っても使うのか、使わないのか

いやもう、あんまり使わへん、使わへん。そんなシーズン入ったら。今年はもう、それしか目標なれへん。まずは。これはチームとしてのな、オレだけじゃなしに、みんなの合言葉じゃないけど、みんなで目指すことやからな。

-昨年は願い事を秘密と言っていたが、今年は明かした

去年は、なんか、分からへんかったわ。アレやったし。去年は。

-「アレ」という言葉は優勝を意識しすぎないように。今年連覇という言葉を使うのは、チームへの成長や信頼から

いやもう、別にな、プレッシャーがかからんようにとか、そういうのはあったけど、もうそういう問題やないもんな。やっぱり去年の1年というのはな、みんなもな、チームとして自信つけたと思うし。勝ち方とか、ゲームの中の役割とかな、結局は。

そのへんの違いが、1年たつと、ぜんぜん違うやんか。そら、みんな分かっとるからな。今年の場合は。去年はそら、18年も優勝してないんやから、そんなもん。まだまだのお、ほんとかなみたいな、現実味がなかったわけやからな。去年は。

-優勝したチームはぐっと強くなる。そういうものを感じる

それはキャンプからな。まず、味方は一緒やんか。そんなメンバーも変わってないし。ちょっと新しいなメンバー加わったけど。一緒のメニューこなしても、なんかな。1つ1つのプレーとか、なんかこう、どう言ったらええんやろ、大人になった言うのはおかしいかも分からんけどちょっとなあ、一回りみんな大きくなってるなという感覚はあるよな見ててな。落ち着いてやってるというか、そういう感じは見えたよな、今年はな。

-チームとしての戦いは来週からと。心配ないから今は個々に専念できる

まだサイン決めてないんよ。ミーティングも何もしてない。サインもまだ1回盗塁出したかな。盗塁だけ、一応走れだけ決めとったけど。あとは全然まだサインも選手に、決めてない。シーズンのサインも何も考えてないよ。

-来週12、13日のロッテ戦あたりから

千葉もなあ。またちょっと寒いとか。明日雪らしいで東京また。まあ、今度名古屋(15日からの中日3連戦)からちゃんとできるからな。

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