阪神は開幕カードを戦う巨人との接戦を落とし、オープン戦9戦全敗となった。実数発表では初めて4万人を超える4万1129人の観客を集めたが、今季初勝利を届けられなかった。阪神岡田彰布監督(66)の一問一投は以下の通り。
-先発した岡留はよかった
「おーん。まあ、あんなもんやろ」
-投げるたびに評価も
「今日は桐敷が投げられへんかったからな。だから2イニングいかしたけと、まあ、よかったんちゃう」
-回またぎのテストができたのでは
「それはないよ、おーん。まあ、そりゃシーズン入ったら分からへんけどな。まずは1イニングやから」
-ポジションも上がっていく
「いや、順番は決めてないよ。まあ、ゲラ、岩崎は最後の方になると思うけど、それまでは決めてない、決めてない。そんな、まだ決められへんよ、まだ10試合残ってるのに。順番とかはもっと後よ」
-岩崎は緩いボールも。どのように見ていた
「どのようにって、普通やろ」
-新人も2人投げた。石黒は好投
「投げさせて良かったよ。そんなん、いい、悪いも、明日から千葉に連れて行くよ。そんなん、当たり前やん。今そういう段階やって言うてるんやん。誰か行かれへんようになるわけやからな。ある程度絞っていかなあかんから。時期的にそういうことやからな。先頭に四球とかな、昨日も言うてるやんか。ブルペンの投球と、その通りやって」
-石黒は開幕1軍に近づいた
「いやいや、まあ、ああいうの見せてもらったらのう、やっぱり、おーん。木浪が『エグいフォークです』言うとったわ。(今まで)そんな見てなかったからな、結局。投げさせて良かったよ、ほんまに」
-これだけ観客が入った中で投げる経験は彼らも少ない
「そらみんなやで(笑い)。新人なんかはな、おーん。石黒は良かったし、津田にしても、なんであの武器のカーブを使わへんの。途中言うたんや。キャッチャー何してんや言うて。1球ボールになったらもう使わへんやん、だからアカンねん、はっきり言うて。最後なんかベンチから言うたんやで、カーブ投げ言うて。分かるやろと思うけどな。ピッチャーつぶしたらアカンよ、ほんまに」
-そのあたりの捕手の課題は口酸っぱく
「いや、だからなんて言うか、ゲーム入る時から、巨人のバッターなんか分かっとるわけやからな。スコアラーも入っとんのに、やっぱりもうちょっと準備せなあかんと思うで、俺は。そらパリーグの分からん選手やったらそらなあ。ええ球がカーブやのに、なんでカーブ投げへんねやろって。言うまで1球しか投げへんやん。それも高めボールなったら、もう使わへんやろ。キャッチャーがストライクとれるリードやないんや、ピッチャーのいい球を引き出してやらなあかんねんからな。それで消してしもたらあかんわなあ」
-オープン戦2試合を戦った巨人の印象
「まあでも、寒うてなあ。半分しか出てないなあ、そら分からへんわ、はっきり言うて」
-オドーアも2打席だけ
「まあ2打席、こっちもそら見てるからなあ、おーん。だから今日はいろんな、もうあれやん、京セラでは低めのストレートをうまいことライトに打っとったから、低めが強いんちゃうかとか、まだ探っている状況やんか。まだスコアラーから報告来てないよ。特長というか。そんなん何にも関係なしで、こっちでゲームの中で探るということやからな」
-中野が死球
「大丈夫やろ」
-甲子園で大入り
「営業の話やん。俺らになんにも返ってけえへん」
-最後勝って終わりたかった。
「これ1カ月、甲子園帰ってけえへんからな。クリーンアップだけは最後残しとこうとな。お客さん用にな」
-済んだことは仕方ない
「別にそんな…(笑い)」
-8回に佐藤が失策。
「エラーはそら、送球ミスやんか。それだけやん」