西武のドラフト1位左腕武内夏暉投手(22)が、プロ初登板初先発のマウンドで7回1安打無失点と好投しプロ初勝利を挙げた。

落ち着いた表情で冷静にアウトを重ねた。1回1死から2番西川に四球を与えたが、3番杉本を149キロ直球で見逃し三振、4番森を二ゴロに仕留め無失点でスタートした。

2回を3者凡退とし、3回2死から福田に中前打を許したが得点を許さず。圧巻は4回だった。杉本、森、昨季首位打者の頓宮を3者連続三振に抑えた。6回1死から福田に四球を与えたが失点を許さなかった。

7回打者24人に85球を投げ許したヒットはわずかに1本。7つの三振を奪い、二塁を踏ませない快投を見せた。ヒーローインタビューでは「とてもほっとしています」と口にし「最高でーす」と叫んだ。ウイニングボールの行方を問われると「両親に渡します」と話した。

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