関学大が昨春王者の近大にサヨナラ勝利で開幕白星発進を決めた。

両軍無得点の9回1死一、二塁から、公式戦初スタメンの8番永谷柊馬捕手(4年=広陵)が三塁線を突破する左前打で試合を決めた。永谷は昨晩の就寝中に「サヨナラ打を打つ夢を見た」と見事に正夢で勝利を引き寄せた。今秋ドラフト1位候補の明大・宗山塁内野手、大商大・渡部聖弥外野手は高校の同級生で「雲の上の存在になってしまった。全国大会で戦って倒したい」。近大の光元一洋新監督(49)は初陣での勝利を逃した。