ロッテが昨年9月以来の7連敗で今季ワーストの借金4とし、5位に沈んだ。

打線のテコ入れも実らなかった。打率が2割を切っていた中村奨吾内野手(31)を開幕後初めてスタメンから外し、腰痛から復活した安田尚憲内野手(25)を三塁に起用。角中勝也外野手(36)を初めて2番に上げ、楽天の先発内に球数を投げさせる狙いで小川龍成内野手(26)と和田康士朗外野手(25)をオーダーに組み込んだ。

だが終わってみれば散発5安打で、得点は3回の犠飛による1点のみ。安田は外野フライ4つで4打数無安打だった。吉井理人監督は「彼が頑張ってくれないとチームも多分、よみがえらないと思う。明日もスタメンでいくつもりなので、しっかりいってほしいと思います」と期待した。

守ってはC・C・メルセデス投手(30)が6回3安打無失点と好投。8回に3番手で登板した沢村拓一投手(36)が1/3回を4失点で逆転を許した。同監督は「変化球を投げすぎた感じがあった。何とか抑えなくちゃって思いすぎたのかな。もうちょっと大胆にいけるようにこちらからも促していきたい」と話した。

メルセデスの登板日はこれまで田村龍弘捕手(29)が先発マスクをかぶっていたが、田村の体調不良のため、この日は佐藤都志也捕手(26)がフル出場した。

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